安否確認以外にも使える多用途システム『AmpiTa』をご紹介します。
AmpiTaには名簿保持機能がありませんが、外部名簿との突合点検機能はあります。情報保護リスク低減と精度の高い情報管理の両立に寄与します。
既にホームページやメールを管理するサーバを持っていれば、間借りさせて頂く事ですぐに運用を開始できます。
非常時専用の備蓄品に費用負担することは躊躇されがちですが研修出欠管理など平時の運用にも対応しています。
Microsoft Excel対応のファイルを標準で出力、簡単な操作でHTMLファイルやLINEグループへの直接書き込みもできます。
集めたデータの分類などの前向き処理のほか、連絡が来ない安否不明者を抽出する処理などを自動化しています。
安否情報登録に悩まぬよう簡単な入力画面を構成可能で、その画面は専門知識なしにカスタマイズできます。
個人のIDやメールアドレスを必要としない仕組みなので、偶然居合わせた見知らぬ人にスマホを借りて安否情報を送ることもできます。
管理者にも専門知識を求めず、ほとんどの作業を代行する機能を備えています。メール等のアカウント情報の入力だけはどなたかが行う必要があります。
MENU
├ AmpiTaの特徴
├ 多用途なシステム
├ ユニークな医療・福祉向け機能
├ マルチデバイス
├ 保存性、真正性、見読性
├ 専用サーバ不要、レンサバOK
├ 自動集計、ソート、突合点検
├ LINE連携
├ ウェブサイト自動生成
├ シミュレーション機能
└ AmpiTaマニュアル
├ 利用規約
└ リンク
『身構えない訓練』をめざした結果が多用途化です。
平時に行われる研修会やイベントの出欠管理、アンケート調査などにAmpiTaを応用することで、確認対象者には入力画面に、管理者にはAmpiTaの操作に慣れて頂く機会が自然と設けられます。
安否確認は業種や組織形態を問わない仕組みづくりに注力した結果、産業界での従業員安否確認以外にも自治会やクラブチームなど常勤の管理者が居ない任意団体でも使いやすいよう配慮しています。
この常勤管理者不在への配慮が、業務の傍らで行われる研修会等の出欠管理にも役立っていると考えます。
AmpiTaは2013年、慢性維持透析の外来患者を400人以上抱える医療機関の技士長が、高齢で携帯電話すら持っていない患者群の安否確認に課題がある考えて開発しました。
商工業では発災後に操業停止して復旧方法を考える流れがありますが、医療の場合は止められない前提で考えなければなりません。地震では外傷患者が殺到する可能性もあります。
そこで必要となるのが職員参集です。
参集ルールを定めている医療機関は多いですが、参集状況を把握する手段を講じていない医療機関が多いことに気づき、その機能をAmpiTaに搭載しました。
受援も医療・福祉・保健の分野で定着しつつあります。
全国から被災地へ向けて救援隊が集まりますが、それを受け入れる医療機関や福祉施設等では采配が必要になります。
救援申出・受援確認の機能を搭載したシステムは稀に見るユニークな機能です。
『診てもらえるのか』『入院患者は大丈夫か』『困っているなら助けに行くが』と様々な人が病院公式サイトを閲覧することも想定内です。サーバ負荷を軽減しなければHTTP503エラーにもなりかねませんので、その対抗策となる機能も搭載しています。
知らせるべき情報を登録します。参集可否であれば出勤できるか否か、いまどこに居るのかなどを登録します。
登録にはウェブページを用いることで、マルチデバイス対応を図る事ができます。
フォームの登録内容は定型メールとして送信されメールサーバに預けられます。
メールサーバなのでデータを貯めることができ、メール自体は改竄できず、メールなので多くのソフトで閲覧が可能です。
仮にAmpiTaが壊れたり失くしたとしてもデータは人間の目で普通に読めますし、復元も容易にできます。
AmpiTaはメールサーバを活用することで保存性、真正性、見読性の確保の低費用化を目指します。
AmpiTaの特徴は専用サーバを必要としない点です。
ミニマムではメールアドレスだけなのでゼロ円から運用開始できます。
入力フォームを配置するウェブサーバとメールサーバを、汎用レンタルサーバで済ませた場合でも月500円*1で足ります。
*1.さくらのレンサバ・スタンダード・年間一括 5,238円の場合436.5円/月
参集可否や安否などの登録された情報はAmpiTaが自動的に仕分けします。並べ替えや、同じワードでの集約などもできます。
名簿との突合点検機能もあるので、未連絡者の抽出も容易にできます。
AmpiTaに内蔵の機能では不満な方々でも、データは簡単にExcelで集計できるので、その方法に限りはありません。
非常時に『情報』は持つことに価値があるのではなく、活用することに価値がありますので、AmpiTaで集計してわかった情報を関係者に共有しやすくする目的でLINE連携機能を搭載しています。
機能はシンプルに『ライングループにメッセージを送信』するだけですが『この人たちと連絡が取れていません』『○○橋は通行止め(◇◇さんより)』など、AmpiTaから見えてくる情報をWindowsのパソコン内でコピペするだけで活用できます。
ウェブページを作るためにはHTML言語やPHP言語を多少は知らなくてはなりません。
そこまでして入力フォームなどを作りたくないというユーザー様が多いと考えたAmpiTa提供者側では、制作時の専門知識を省くために、AmpiTa内に簡単構築ツールを内包しました。
入力フォームは記述式と択一式が使え、自由にアレンジできます。
集計を急ぐ非常時に有用な択一式は、選択肢は何個でも作れますので、一意的でありながら細分化されたデータが集めやすくなります。
ウェブサイトの『災害モード』はアクセス集中によるサーバダウンを回避する策の1つですが、これも自動生成できます。白背景に黒文字、画像を使わないシンプルなページは10KB前後の軽量なので1万アクセスあっても合計10MB程度、少し大きめの画像5枚分くらいで1万回の閲覧に対応できます。
【参考】NES:ウェブ災害モード~相馬市は迅速災害モード(2021年2月14日)
架空人物の名簿を使い試験メールを送信するシミュレーション機能があります。
架空人物はAmpiTaの機能として自動生成することができます。
100以上の姓と名が辞書として登録されており、それらをランダムに組み合わせることで何千人分もの架空人物名簿を自動生成します。
自動生成した名簿を使って、架空人物の自身の状況を報告する機能も備わっていますので、例えば3,000人の架空人物をつくれば、3,000通のメールが生成されサーバに送信、AmpiTaで受信すれば通信状態の評価や、端末の使用可否などの確認にご利用いただけます。
その他の詳細な機能や操作方法についてはマニュアルをご参照ください。
利用規約
本ソフトウェア(AmpiTa)の利用に関する条件については下記リンク先をご参照ください。