データベースのエラーが散見されるようになったため、データベースを動かすためのPHPのバージョンを7.4から最新の8.xへアップグレードしました。
最近、本ウェブサイト(WordPress)では、下図のように『データベース接続確立エラー』が表示されてしまうケースが頻発しました。
このままでは閲覧者にご不便をお掛けすることになります。また、管理者側としても閲覧数が減り、サイトの価値が下がってしまうデメリットがあり、誰も得をしないような状況です。
そこで、以前から変更を促されていたPHPのバージョンを、非推奨であったPHP7.4から、推奨とされるPHP8.3へ更新することにしました。
更新自体はさくらインターネットのコントロールパネルから、ドロップダウンメニューで対象のバージョンを選んで保存する、数クリックで済むような作業です。
バージョン変更自体は5分とかからずに終わりましたが、皆様に見て頂いているデータベースの方が手間がかかりました。
こちらは、ウェブページとデータベースを接続するための認証方法が変更となってしまったため、多くのソースコードを書き換えることになりました。
その経過については下記サイトで紹介しています。ご興味があればご覧ください。
ユーザー様が体感として変わったと実感されることはないと思いますが、本サイトのデータ紹介ページが表示できる確率が高まった、危険度が低減したと考えます。
データベースチェック
更新作業を終えたデータベースをすべて確認していきました。全件表示、キーワード検索などを実施して正常動作を確認しました。
地域防災計画都市別データベース
災害アーカイブ(デジタル画像検索)
永続性
今回は、PHP8.0が出てからだいぶ日が経ってからの更新、実際にはPHP7.4からPHP8.3への更新となりました。
データは無償提供しているので、どこまで責任があるのかと考えると、商売ではないので義務は無さそうですが、閲覧して頂いているのであれば、提供の永続性は考えなければならない課題だと思います。
今後もデータを提供し続けられるように、ITやDXに強くなっていこうと思います。